ポルシェ部品の通販商社 株式会社スピードジャパン

ベンツ BMW ポルシェ V.W. を中心としたドイツ車部品の通販商社 株式会社スピードジャパン

またまたエアコン

11月 6th, 2014 by SJ_P-parts-net

エアコン関係の修理は一気に全部ということを書きましたが、車がこのことを聞いていたんじゃないかというくらいのタイミングで次のトラブルが出てきました。

911は964からオートエアコンになったのですが、温度調節や吹き出し口の切り替えはワイヤーでフラップを開け閉めすることによって行っています。

image

このワイヤーを引っ張っているのが、フロントトランクにあるフラップモーターで、なんと5個もあります。

1: デフロスターのオンオフ
2: 助手席温度調節
3: 内外気切替
4: 運転席温度調節
5: 足元の暖房用フラップの開け閉め

で、今回は5番が動かなくなって、ファンスイッチをオフにしても常に熱気が足元からモワ~ッと出てくるようになりました。

10年くらい前は、1個2万円程度のこの部品ですが、数年前には3万円越え、今では税込だと6万円近くもします。

964などの空冷ポルシェやメルセデスW124などは、お金持ちの道楽クルマになりつつあるようです。

964 エンジンマウント

10月 31st, 2014 by SJ_P-parts-net

964のエンジンマウントですが、現在ではOEMはすべて生産終了、純正品のみが供給されている状況です。
それでもモノがあるだけ有難いのですが、ちゃんとしたOEM製が8千円くらいのベンツのそれに慣れていると、4倍もの価格差にちょっと怯んでしまいます。

964エンジンマウント

社外品ですが、こんなものを見つけました。
もともとはレース用のソリッドタイプを生産していたのですが、ストリート用のものも売り出したようです。
値段は純正の半額近くなので、お買い得感はありますね。

ただ、ストリート用とはいっても純正よりはゴム部分がかなり硬いので、震動は抑えられますが、エンジン音などはむしろダイレクトに伝わってくるようです。

興味のある方はお問い合わせください。

オンラインショッピングにPorsche 911 (Type 991)を追加しました

10月 28th, 2014 by SJ_P-parts-net

オンラインショッピングにポルシェ 991 Carrera, Turbo, GT3 (2012 – 2014)を追加しました。
どうぞご利用ください。
オンラインショッピングは こちらから

エアコンガスのリーク

10月 28th, 2014 by SJ_P-parts-net

現在レストア中のE60、あちこちから一斉にエアコンの漏れが始まっていたので、まとめて全部の作業を余儀なくされました。
でも、これはある意味ラッキーというか、四半世紀も前の車ではどのみち全部交換になることは必至なわけですから、一気に作業してしまったほうが間違いなく効率的で、しかもその後の安心感も違います。

とはいえ、多くの場合は予算的な問題もあって、漏れたところだけを修理していくケースのほうが多いのではと思います。

img_1

F-ROAD連載中の964ですが、エンジン関係はどうせ降ろすのだからということで、一気にリフレッシュさせました。
おかげて調子はすこぶる良くて、出先で止まってしまうのではという不安は全く感じなくなりました。
はじめの頃とは全く別の車に仕上がっています。
エンジンルームを覗くと、見た目も超綺麗で気分も最高です。

が、嫌~なものを発見してしまいました。

img_2

去年、エアコンホースからのリークがあってこれを交換。
その後今度はエバポからの漏れが始まって、これも交換。
このときリーク箇所を特定するために入れた緑色のガスの着色剤ですが、1年経って今度はコンプレッサーを緑色に染めてくれています。

こっちの穴を塞ぐと、こんどはこっちに穴が開き、それの対処をすると更に別のところから・・・
まるで漫画の世界です(笑)

964のコンプレッサーはデンソー製のものが比較的安く入りますし、交換もそれほど大がかりにはならないのですが、「またかよ!」という気持ちにはさせてくれるトラブルです。

これ、交換したら、次はコンデンサから漏れて来るのは目に見えています。
取材を兼ねたテスト車両のメンテですから、ネタが尽きなくていいのですが、やはり、これくらいの年式のものは「一気に全部」が正解だと思います。

997クーラントパイプ

10月 18th, 2014 by SJ_P-parts-net

997クーラントパイプ

997 GT3, GT2, それに Turboモデル用のオイルクーラーにつながる純正クーラントパイプです。

プラスチック製なのですが、エンジンのコネクター部分にOリングが使われていて、その部分の厚みが元々薄くなっていることもあり、劣化してくるとこの画像のように剃刀で切れるくらいの状態になることもあります。
くどいようですが、これゴム製じゃなくてプラスチック製です。
そこからクーラントが漏れて、最悪エンジンがお釈迦になってしまうこともあるのに未だに改善されないパーツです。

基本的にエンジン降ろさないと交換出来ないパーツなので、すでにボロボロになってしまっているのにそのままにされている車輌が多いようです。

もし別の整備でエンジンを降ろす機会があるのであれば、ここは絶対に交換しておくべきところです。

997クーラントパイプ

最近では社外品ですが、ステンレス製のもの出てきていて、これだとこの後漏れる心配もないのでお勧めです。

2本セットで税別4万円くらいです。

Copyright(C) 2020年, SPEEDJAPAN . All Rights Reserved.